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会員ZOOM 第2弾

約60名の方々が在席する浜名湖クラブ。会員同士の交流の為、また皆さんがお 持ちの様々な情報を共有する為に、毎回、会員、浜松・浜名湖に思いを寄せる方 をゲストに、話題提供してもらい、関心事などについてお話をして頂きます。


■ カーリース昭和(有)  参与 竹内義臣 さん 自動車リース業

竹内義臣 さん
 商用車の自動車リース、自動車保険、レンタカー業務等を行うカーリース昭和 有限会社は、昭和41年の創立。それ以前から自動車修理をメインに行なってお り、自分は営業として受注台数を増やそうと、各地の企業団地を周り、無料点検 を申し入れたり、他社と比較した年間経費をデータにして保守契約を結んだりし て飛び回った。社内では、作業計画書を作り、法人車両点検を合理的に回す方法 を検討した。その後、社長と私の二人でリース業をスタート。浜松の法人企業を リストアップし、半年間で665社を回った。受付で門前払いを受けることも多 かったが、次に訪ねたときは、訪問企業の社長に「三分話を聞いて」と直談判。 当時はリースを行うところは少なく車を借りる感覚を嫌う企業も多かった。 しかし一度理解してもらえば、契約は早かった。リ ースは景気が良くなれば借り替えてくれる。景気が 悪くなると、リース期間が終了しても引き続き使用 してくれ整備の利益にも繋がる。お客様の立場から も、経費節約になり、車の安心安全が保証されてい るので、当社もお客様企業も喜びに繋がることが、 リースの大きなポイントだ。長年、営業に従事して きて感じることは、さまざまな業種企業を訪ね、各 社のトップたちと話をすることで、非常に勉強にな ることが多かったということ。その話を吸収し、他 社で話をすると、いつしか「竹内が何かいい話をし てくれるのでは」と、待ち構えてくれるようになっ た。これは非常に有難いことで、営業マン冥利につきる。


■ (株)昭和自動車商会 高山守人 さん
  自動車車検、板金、新車・中古車販売&サービス

高山守人 さん
 私は現在、昭和自動車商会が二年前に立ち上げた福祉車両販売に従事している。この事業は、当社の二代目社長が「社会的に貢献でき る仕事をしたい」と始めた事業。
リフト付きなど特殊車両の修理を 受注し、その間は代車を無料提供 することで、少しずつ認知され、ニーズが高まっている。
今後の目標と夢は、「十年、十五年 経っても安心して使える車を提供 できる整備工場」を充実させるこ と。一般的に、自動車整備で「あの工場に頼みたい」という感 覚を持つ人は少ない。ディーラーなど、きれいで応対がいいと ころに行くことが多いだろう。しかし、「この車を、こんな理由 で、このように修理した」ときっちり伝え、お客様に安心して 長年乗って頂く整備工場として認知されるように、貢献してい きたいと思う。
私は二年前に浜松に来た。浜松は世界に名高い大企業発祥地で あり、家康が出世した土地でもある。しかし地元の良いところを、地元の人がまだまだ知らない事が多い。もっと声を大にし て、地元の魅力を発信してもいいのではと感じ、浜名湖クラブ をPRしている。個人的な趣味は釣り。また戦車好きな知人の 影響で、三ヶ日猪鼻湖に終戦時沈められた戦車の引き上げ計画 にも賛同した。また最近の関心事は、いじめによる欝で苦しむ 子供達が多いこと。人間関係の希薄さを身近なところから直し ていく活動に、何か自分も協力できればと考えている。


■ (株)ティーケイワン 代表取締役 高橋秀樹 さん ソフトウェア業

高橋秀樹 さん
 当社は二〇〇五年の設立。システム構築、インフラ構築などを 主に、最近はスマホアプリの開発を着手し始めた。長野県飯田市出身。山奥なので、とても海に憧れて、海の近くの地域を放浪している。学生時代のアルバイトでは、当時電算化が進み始めた時期で、図書館の貸出システムを作る仕事に携わり、大変 楽しかった思い出がある。
十年ほど前からオフショア開発がブームとなり、開発を海外へ外注に出す企業が増えた。私が勤めていた会社も上海や北京などに委託していたが、品質管理にとても苦労した。「これなら自分たちで開発したほうが安い。海外に外注すれば安く作れるという嘘を証明したい」と独立。設立当初は地元浜松の大手企業の仕事を頂くことができたのでスムーズだったが、リーマン 以降は壁にぶちあたった。そんなとき、浜名湖クラブ理事長の 上田芳伸先生と出逢ったことが転機となった。マーケティングの講義を受講し、情報感度を上げていない自分に気づかせてもらった。以来、日経流通新聞などを読み、情報収集に努めたと ころ、新たな仕事を頂けるようにな り、大変感謝している。先述のとお り、山育ちの私は、小学校の遠足で 始めて浜名湖の潮干狩りを体験し、 貝を食べた思い出を鮮明に覚えてい る。そのときの経験や味覚を忘れら れない。浜名湖をさらにアピールし、 海のない地域に住んでいる子供達を 招待して、潮干狩りなどを体験させ るような授業をするのもいいのではないかと思っている。


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